初診の方へ

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For new patient.

理事長メッセージ

理事長
猪原健

私たちにできること。
医療を通じてより笑顔に
満ちた地域へ。

当院の創業者である猪原武二は、約80年前、極貧の書生時代を経て苦学して朝鮮にわたり、歯科医師となりました。しかし終戦により帰国を余儀なくされ、戦後の混乱に巻き込まれながらも、なんとか日本の歯科医師免許を取得し、昭和22年、福山の地に猪原歯科医院を開業しました。これが、当院のルーツになります。
生前の祖父がよく語っていたことは、思いっきり食べられることのありがたさです。ひもじい思いをしながらも、田舎の実家から持たされた干し大根を大切にかじりつつ、勉強する毎日。そんな中、干し大根に虫が湧いてしまい、泣く泣く捨てることになってしまったこと。
いつも祖父は、この話をするたびに涙していました。
この経験からなのでしょう、食べることに対する思いは誰よりも強く、日本が飽食の時代になってからも祖父は、歯を失い食べられなくなった人に、良い義歯を作って、思いっきり食べてもらう、このことを常に第一に考えていました。また1960年代に、日本に紹介されたばかりの白い陶材の歯(メタルボンド)を、広島県内の歯科医院として最も早く導入し、患者さんの笑顔を届けることも行ってきました。このようなことを信念に、祖父は80歳を越えても現役の歯科医師であり続けました。
創業者のDNAは、今も当院に脈々と受け継がれています。より良い歯科医療を提供することはもちろんのこと、そもそも歯を失わないように若い時からの予防歯科を推し進めること、歯の問題だけではなく摂食嚥下障害までサポートすること、そして何より人生の最後まで寄り添うことを、私たちはこれらを信条に、これからも歯科医療を行ってまいります。

当医院について

Overview of Our Clinic

当院は、みなさまの「おいしく食べる」を支えるプロフェッショナルであり、サポーターです。
ただ単に痛みをとる、応急処置をする、という関りではなく、生涯にわたって「おいしく食べる」を支えさせて頂くために、診療体制を構築し、必要な設備を導入し、様々な取り組みを行っております。

法人概要

開設者 医療法人社団 敬崇会
理事長 猪原 健
管理者 歯科医師 猪原 信俊
所在地 広島県福山市多治米町五丁目28番15号
連絡先 084-959-4601
診療科目 歯科、歯科口腔外科、リハビリテーション科、内科
スタッフ 48人

当院は、下記の施設基準を中国四国厚生局に届け出ております。

  • · 歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準
  • · 歯科外来診療環境体制加算
  • · 検査・画像情報提供加算及び電子的診療情報評価料
  • · 歯科治療総合医療管理科
  • · かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所
  • · 在宅療養支援歯科診療所1
  • · 在宅患者歯科治療総合医療管理科
  • · 歯科訪問診療料の注13に規定する基準
  • · 在宅歯科医療推進加算
  • · 有床義歯咀嚼機能検査1のロ及び咀嚼能力検査
  • · 有床義歯咀嚼機能検査2のロ及び咬合圧検査
  • · 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅲ)
  • · 口腔粘膜処置
  • · CAD/CAM冠及びCAD/CAMインレー
  • · 歯周組織再生誘導手術
  • · レーザー機器加算
  • · 保険医療機関間の連携による病理診断
  • · クラウン・ブリッジ維持管理科
  • · 酸素の購入単価

当院は、介護保険における下記のみなし指定事業所です。

  • · 指定居宅療養管理指導事業所

沿革

1947年 初代院長の猪原武二が、福山市霞町にて開業
1967年 広島県内でいち早くメタルボンドクラウン(陶材焼付鋳造冠、白いセラミックの歯)を導入
1979年 福山市宝町に移転
1994年 医療法人社団 敬崇会に、改組
2006年 猪原信俊が理事長に就任
2011年 猪原健、猪原光が常勤医として赴任
2012年 歯科訪問診療部を設立
2013年 広島県内の歯科医院としては初となる、訪問リハビリテーション(介護保険)を開始
2014年 現在地である多治米町へ移転、医科歯科併設診療所「猪原歯科・リハビリテーション科」へ名称変更
2015年 脳神経センター大田記念病院へ、歯科部門を設立することに協力
2020年 猪原健が理事長に就任
2021年 歯科診療ユニットを増設
2023年 「猪原[食べる]総合歯科医療クリニック」に名称変更

医療法人社団
敬崇会について

法人情報

理事長 猪原 健
運営する事業 (診療所) 猪原[食べる]総合歯科医療クリニック (歯科技工所) 敬崇会 歯科技工所
所管庁 広島県

「おいしく食べる」の
プロフェッショナル、
サポーターである私たちについて

私たちは、1日3度の食事をします。週に21回、月に93回、年に1095回、間食を含めると、もっと多いでしょう。そう考えていくと私たちはいったい、一生に何度の食事を摂るのでしょうか。
母の手作りの味、食堂の定食、一人で食べるインスタントラーメン、親友と大盛り上がりの飲み会、お祝いの席など、その一つひとつ、1回1回が、私たちの血や肉となり、精神を満たし、幸福をもたらしてくれるのです。
食べることは、人生の喜びそのものなのです。
しかし、その食事が、苦痛となってしまうことがあります。歯が痛くて噛むことができない、知覚過敏で歯がしみる、飲み込むことができないなど、残念ながら、このような苦痛は多くの場合、自然に良くなることはありません。そんなとき、この「食べる」という行為を、再び幸せなものに変えることができるのが、私たち「食べる」のプロフェッショナルであり、サポーターなのです。